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JIS X 0133-5:1999
ソフトウェア製品の評価−第5部:評価者のプロセス 1999制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 評価方法 特定の製品構成要素又は製品全体に対して,仕様化された計測又は検証の結果を得るために,評価者によって実行される行為を記述した手続。 evaluation method
4.2 評価報告書 評価結果及び評価に関連する他の情報を公表する文書。 evaluation report
4.3 評価記録(書) 評価プロセスの中で実行されたすべての活動及び得られた結果の客観的証拠を文書化したもの。 evaluation records
4.4 評価依頼者 評価を求める人又は組織。 evaluation requester
4.5 評価ツール データを収集する,データの解釈を行う,又は評価の一部を自動化するために,評価中に使用されるツール。
備考 このようなツールの例は,コードメトリクスを計算するソースコード分析ツール,形式モデルを生成するCASEツール,実行可能なプログラムを走行させる試験環境,点検データを収集するチェック一覧,又は測定値の合計を生成する帳票入力集計シートがある。
evaluation tool
4.6 評価者 評価を行う人又は組織。
備考 評価者は,例えば,試験機関,ソフトウェア開発組織の品質部門,政府組織又は利用者であってもよい。
evaluator
4.7 ソフトウェア製品開発者 ソフトウェア製品を生産する人又は組織。 software product developer
4.8 ソフトウェア製品評価 規定された手続に従って,ソフトウェア製品の一つ以上の特性の総合評価(assessment) を行うことによって構成される技術的操作。
備考1. この定義は,ISO/IEC Guide 2の試験と比較することができる。しかし,ソフトウェア工学の領域で広く受け入れられている試験(testing) の概念との混乱を避けるために,この規格では,評価(evaluation) という用語を用いる。
2. ソフトウェア製品評価では,証明の方法として(ISO/IEC Guide 2 : 1991 13.3.2で定義しているように),適合性試験は,必ずしも必要としない。しかし,適合性試験は,評価の一部分である。
software product evaluation

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