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JIS X 0152:1995
ソフトウェアパッケージ−品質要求事項及び試験 1995制定

番号 用語 定義 対応英語
2.1 機能 利用者又はプログラムが対象作業のすべて又は一部を遂行するためのアルゴリズムをプログラム中に定義したもの。備考1. 機能は,利用者によって呼出し可能でなくてもよい(例えば,自動バックアップ又はデータの保存)。備考2. ここでの機能の概念はJIS X 0014[情報処理用語(信頼性,保守及び可用性)]の定義の中で用いられている“要求された機能”より狭義であるが,JIS X 0002及びJIS X 0015で定義される“関数”より広義である。参考 現国際規格の“function”を日本工業規格の情報処理用語では“機能”と“関数”に訳し分けている。 function
2.2 要求文書●要求記述文書 ソフトウェアパッケージが満たすべき推奨,要求又は規制の任意の組合わせを含む文書。備考 技術又は人間工学の規格,グループ(例えば,マーケット部門,技術又は利用者団体)からの要求リスト(又は規範要求仕様書),法律又は法令などがその例である。 requirement document
2.3 製品記述書 潜在的購入者が購入の前に彼ら自身への製品の適切さの評価を助けることを主目的としたソフトウエアパッケージの特徴を記述した文書。備考 この用語は,JIS X 0020における“システム記述”という用語から限定された意味で用いれられている。製品技術の目的にはJIS X 0151“外装表示”の目的が含まれる。製品記述書は,仕様ではなく,それと違った目的に使われる。 product description
2.4 利用者用文書 製品の適用のため提供され,かつ,製品の構成要素となる,印刷物又は非印刷物の形で利用できるひとそろいの文書。 user documentation
2.5 パッケージ文書 製品記述書及び利用者用文書。 package documentation
2.6 試験項目 機能又は機能の組合わせをどのように試験しなければならないのか,又はすべきかを明示した,試験者に対する文書化された指針。試験項目は次の課題についての詳細情報を含む。―試験目的―試験される機能―試験環境及びその他の条件(構成の詳細及び準備作業)―試験データ―手順―システムに期待される挙動 test case
2.7 保守 ソフトウェアパッケージの改訂に関するシステム保守の一部分(付属書AのA.5.2参照)。 maintenance

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