← 一覧に戻る ↓ このページの最下段に移る

JIS X 0163:2009
情報技術−ソフトウェア技術環境サービス 2009制定

番号 用語 定義 対応英語
2.1 ライフサイクルモデル ソフトウェア製品の開発,運用及び保守に伴う“プロセス”,“アクティビティ”及び“タスク”の枠組み。この枠組みは,システムの要求事項の定義から,その利用終了までのシステムの生涯に及ぶ(JIS X 0160:2007参照)。 life cycle model
2.2 CASEツール JIS X 0160:1996に定義するソフトウェアライフサイクルアクティビティのために,自動化支援を提供することによってソフトウェア技術者を支援することができるソフトウェア製品(ISO/IEC 14102:1995参照)。
注記 ISO/IEC 14102:1995を翻訳したJIS X 0132:1996は,適用範囲だけを翻訳した要約JISであり,用語の定義はしていない。
CASE tool
2.3 組織 責任,権限及び相互関係が取り決められている人々及び施設の集まり(JIS Q 9000:2006参照)。 organization
2.4 ソフトウェア技術環境●SEE ソフトウェアシステム及び関連領域(例えば,プロジェクト管理,プロセス管理など)の技術に対して自動化サービスを提供するもの。
注記 基盤計算機環境,システムソフトウェア,ユーティリティプログラム及び導入済みCASEツ
Software Engineering Environment
2.5 SEEサービス SEEのためのライフサイクルアクティビティを支援する一つ以上のサービス操作で構成されるもの。
注記 SEEサービス供給者は,SEEサービス取得者に対しSEEサービスを提供する。
SEE service
2.6 - (対応国際規格では,この項で“automated or assisted software process”という用語を定義しているが,規格本文の中で使用されていないので,不採用とした。) -
2.7 アクタ SEEサービスを提供及び/又は利用する組織又はCASEツール。 actor
2.8 操作 アクティビティを実行するために必要な行為。
注記 アクティビィティを実行するためには,一つ以上の操作を必要とする。一つの操作は,他の操作で構成されてもよい。
operation
2.9 SEEサービス取得者 SEEサービスを利用するアクタ。 SEE service acquirer
2.10 SEEサービス供給者 SEEサービスを提供するアクタ。 SEE service supplier

← 一覧に戻る ↑ このページのトップに戻る