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JIS X 0202:1991
情報交換用符号の拡張法 1991改正●1975制定

番号 用語 定義 対応英語
5.1.1 ビット組合せ 一つの文字の表現又は一つの文字の表現の一部に使う順序づけられたビットの集合。 bit combination
5.1.2 バイト 一つの単位として取り扱うビット列のことであって,その長さは冗長度検査技術やフレーミング技術の影響を受けない。 byte
5.1.3 文字 データの構成,制御又は表現に用いる要素の集合の構成単位。(参)JIS X 0201では,“キャラクタ”となっている。 character
5.1.4 符号化文字集合●符号 文字集合を定め,かつその集合内の文字とビット組合せを1対1に関係づける,あいまいでない規則の集合。 coded character set●code
5.1.5 符号拡張 与えられた符号の文字集合に含まれていない文字の符号化のために用いる手法。 code extension
5.1.6 符号表 符号の中の各ビット組合せに割り当てた文字を示す表。 code table
5.1.7 制御文字 一つのビット組合せで表現する制御機能。(参)JIS X 0201では,“機能キャラクタ”となっている。 control character
5.1.8 制御機能 データの記録,処理,伝送又は解釈に影響を及ぼす動作で,一つ以上のビット組合せで表現するもの。 control function
5.1.9 指示する 文字集合を,即座に又は更に他の制御機能が出現してから,所定の方法で表現できるように指定すること。 to designate
5.1.10 データ処理システム又はデータ通信システム若しくはそのようなシステムの一部において,一つの文字を表現するのに使用するビット数を規定する特性。 environment
5.1.11 エスケープシーケンス 符号拡張手順において制御のために使用する,複数個のビット組合せからなるビット列。先頭のビット組合せは,制御文字エスケープ(ESC)を表現する。(参)JIS X 0201ではESCは“拡張”となっている。 escape sequence
5.1.12 終端文字 そのビット組合せがエスケープシーケンスを終わらせる文字。(参)JIS X 0211では,“終端バイト”となっている。 final character
5.1.13 図形文字 制御機能以外の文字で,通常,手書き・印字・表示の可視的表現をもつ。(参)JIS X 0201では,“図形キャラクタ”となっている。 graphic character
5.1.14 図形記号 図形文字又は制御機能の可視的表現。 graphic symbol
5.1.15 中間文字 三つ以上のビット組合せからなるエスケープシーケンスの中で,そのビット組合せが制御文字エスケープ(ESC)のビット組合せと終端文字のビット組合せとの間にくる文字。(参)JIS X 0211では,“中間バイト”となっている。 intermediate character
5.1.16 呼び出す 所定のビット組合せが出現するだけで,指示された文字集合を表現できる状態にすること。これは,他の適切な符号拡張機能を使用するまで有効である。 to invoke
5.1.17 位置 列と行で識別する,符号表の中の場所。 position
5.1.18 表現する (a)ある文字集合を指示し呼び出してあるとき,所定のビット組合せをその文字集合内の文字の意味に使用すること。又は,(b)エスケープシーケンスを追加制御機能の意味に使用すること。 to represent
5.1.19 7単位符号の版 ISO 646がオプションとしている位置に,文字を埋め込むか,又は不使用と明示したもの。(参)オプションとしている位置は,2/3,2/4,4/0,5/11〜5/13,6/0及び7/11〜7/13である。 version of the 7-bit code
5.1.20 8単位符号の版 ISO 4873がオプションとしている位置に文字を埋め込むか,又は不使用としたもの。(参)オプションとしている位置は,02/3,02/4,04/0,05/11〜05/13,06/0及び07/11〜07/13である。 version of the 8-bit code

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