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JIS X 0202:1998
情報技術−文字符号の構造及び拡張法 1998改正●1975制定

番号 用語 定義 対応英語
4.1 ビット組合せ 文字表現に用いる順序付けられたビットの集合。 bit combination
4.2 バイト 一つの単位として操作するビット列。各ビットは,0又は1の値をもつ。 byte
4.3 文字 データの構成,制御又は表現に用いる構成単位の集合の要素。 character
4.4 符号化文字データ要素●CCデータ要素 符号化文字集合に関する一つ以上の規格に適合し,かつ,文字の符号化表現の列によって構成される,情報交換の構成単位。参考1.JIS X 5003(開放型システム間相互接続の基本参照モデル)に従う通信環境においては,CCデータ要素は,JIS X 5003で定義されているプレゼンテーションプロトコルデータ単位(PPDU)に対応する情報の全部又は一部を構成する。2.交換可能な媒体によって情報交換を実現している場合,CCデータ要素は,利用者データに対応する情報の全部又は一部を構成し,媒体の初期化中に記録される情報の全部又は一部を構成しない。 coded-character-data-element●CC-data-element
4.5 符号化文字集合●符号 文字集合を定め,かつ,その集合内の文字とビット組合わせとを1対1に関係付ける,あいまいでない規則の集合。参考:“符号化文字集合”と“符号”とは,交替可能な用語である。例えば“7ビット符号化集合”は,“7ビット符号”と,同じ意味である。 coded character set●code
4.6 符号拡張 与えられた符号化文字集合に含まれていない文字の符号化のために用いる手法。 code extension
4.7 符号表 符号化文字集合の中の各ビット組合せに割り当てた文字を示す表。 code table
4.8 結合文字 符号化文字集合の識別された部分集合の構成単位であって,先行する非結合文字(以下,基底文字という。)と組み合わせることを意図したもの,又は基底文字の後に結合文字の列が続いた形のものと組み合わせることを意図したもの。 combining character
4.9 制御文字 一つのビット組合せだけで表現する制御機能。 control character
4.10 制御機能 データの記録,処理,伝送及び解釈に影響を及ぼす作用で,一つ以上のビット組合せで表現するもの。 control function
4.11 指示する 文字集合を,即座に又は更に他の制御機能が出現してから,所定の方法で表現できるように指定する。 to designate
4.12 装置 CCデータ要素の符号化情報を送信,受信又は送受信できる情報処理機械の一部分。参考 通常の意味での入出力装置のほか,応用プログラム,ゲートウェイなどの場合もある。 device
4.13 エスケープシーケンス 符号拡張手順において制御のために使用する一つ以上のビット組合せ。先頭のビット組合せは,制御文字ESCAPE(エスケープ)を表現する。参考 この規格では,ESCAPEは,常に制御文字として引用される。 escape sequence
4.14 終端バイト エスケープシーケンス又は制御シーケンスを終わらせるビット組合せ。 Final Byte
4.15 図形文字 制御機能以外で,通常,手書き・印字・表示の可視表現をもち,一つ以上のビット組合せからなる符号化表現をもつ文字。 graphic character
4.16 図形記号 図形文字又は制御機能の視覚的表現。 graphic symbol
4.17 中間バイト エスケープシーケンスの中で,制御文字ESCAPE(ESC,エスケープ)と終端バイトとの間に現れてもよいビット組合せ。 Intermediate Byte
4.18 呼び出す 所定のビット組合せが出現するだけで,指示された文字集合が表現できる状態にする。 to invoke
4.19 レパートリ 符号化文字集合の一つ以上のビット組合せによって表現される,規定された文字の集合。 repertoire
4.20 表現する 次のいずれかの意味を表す。
a) ある文字集合を指示し呼び出してあるとき,所定のビット組合せをその文字集合内の文字の意味に使用する。
b) エスケープシーケンスを追加の制御機能の意味に使用する。
to represent
4.21 利用者 装置が提供するサービスを使う人又はそれに代わるもの。参考1.“装置”が符号変換機能又はゲートウェイ機能であるならば,利用者は,応用プログラムのようなものであってよい。2.利用者が用意するか又は利用者に提供される文字は,2.3を満足するものであれば,装置固有の符号化形式又は通常と異なる表示形式であってよい。 user

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