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JIS X 0603 情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのラベルとファイル構成 1988改正●1984制定

番号 用語 定義 対応英語
3.1(1) ボリューム 取り外し可能な記録媒体の物理的単位。例えば,フレキシブルディスクカートリッジ。
3.1(2) シリンダ 各面に1個ずつある同一トラック番号をもつトラックの対。(備)1.シリンダ番号は,2けたの数字からなり,トラック番号と一致する。2.片面上だけにしか記録しないフレキシブルディスクカートリッジでは,1個のトラックだけでシリンダを構成する。
3.1(3) トラック ディスクが1回転する間に,1個の磁気ヘッドが静止した状態でアクセスできるフレキシブルディスクカートリッジの部分。
3.1(4) セクタ フレキシブルディスクカートリッジにおいて,あらかじめ決められた角度偏位の範囲にあって,磁気ヘッドによってアクセスできる同一トラック上の部分。
3.1(5) 物理レコード 一つのセクタの中のデータを記録する固定長の領域。
3.2(1) ファイル 一つの主題に関連したレコードからなる,名前の付けられた情報の集まり。
3.2(2) ファイル分割 2個以上のボリュームにまたがって記録されるファイルにおいて,各ボリュームに記録されるファイルの一部分。
3.2(3) エクステント 連続した昇順のアドレスをもつ物理レコードの集まり。
3.2(4) ブロック 一つの論理単位として扱われるバイトの集まり。
3.2(5) レコード 情報の一つの単位として扱われる関連したデータの集まり。
3.2(6) 固定長レコード すべてのレコードが同じ長さをもつファイルの中のレコード。
3.2(7) 可変長レコード 各レコードが,それぞれ異なった長さをもつことが許されるファイルの中のレコードであって,セグメント化されていないもの。
3.2(8) セグメント化レコード 各レコードが1個以上の連続したレコードセグメントからなるファイルの中のレコード。
3.2(9) ブロック化 レコード又はレコードセグメントがブロックの先頭以外のバイトから始まってよいことを表す属性。
3.3(1) 書式決め フレキシブルディスクカートリッジの表面にシリンダを確立し,物理レコードのアドレスを指定する適切な制御情報を書き込むこと。
3.3(2) 初期設定 一般的な処理又は使用に先立って,ボリューム見出しラベル,エラーマップラベル及びフレキシブルディスクカートリッジ上において,初期化時に必要となるその他のすべての情報を書き込むこと。
3.3(3) ラベル ボリューム,ファイル又はそのボリューム上のファイル分割に対し,それらを識別したり,特性又は境界を表示したりするレコード。
3.3(4) バイト 一つの単位として取り扱われる8個の2進数字の列。
3.3(5) 自然順序 許される最小値から始まり,許される最大値まで1ずつ増加する整数の昇順の順序。
3.3(6) 物理レコードアドレス 最上位2けたがシリンダアドレス,次の1けたが面番号,最下位2けたがセクタ番号を示す5けたの数字。

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